Sakura Racing
00 . The Origin
自己紹介
 初めまして。山口県立山口高校に在学しております、理数科2年の野村恭平(のむら きょうへい)と申します。 私は現在、探究学習プログラムの一環として、Formula1が主催するSTEM教育の国際大会である”STEM Racing”に日本代表として出場する、本校理数科及び文理探究科の生徒より構成されたチーム「花-SAKURA-Racing」のプロジェクトマネージャーを務めています。 私たちは「地方から世界へ」挑戦する全く新しい実践的な教育モデルとなるだけでなく、これらの経験を生かした次世代を担う小中学生世代をターゲットとした”還元”活動を通じて「教育を”受ける”立場としての実践的STEM教育サイクル」の起点となることを目的に活動しています。
STEM Racingとは?
 私たちが出場するのは、F1 in Schoolsとして知られる、世界的なSTEM教育推進プログラムの一環である”STEM Racing”の国際大会です。この大会は、F1(Formula 1)が公式に主催している教育プロジェクトであり、世界中の中高生・学生が参加する、非常に権威ある競技となってい 大会では、参加チームが自ら設計・製作したミニチュアのF1カー(CO₂カーレーサー)を使ってレースを行い、その速度・空力性能・設計の革新性などの技術的側面に加えて、ブランディング、マーケティング戦略、チームワーク、またそれらをまとめたポートフォリオやプレゼンテーション発表など、総合的な力が評価され 大会は、2025年10月にタイで開催予定です。各国のチームが一堂に会し、グローバルな舞台でその技術とアイデアを競い合います。単なるレースではなく、現実社会に通じるプロジェクト運営力や国際的なコミュニケーション力、そしてSTEM(科学・技術・工学・数学)に対する深い理解と応用力が求められ この大会は、将来の技術者・研究者・起業家を目指す若者にとって、夢の登竜門とも言える場です。私たちはこの挑戦を通じて、「地方から世界へ」挑む新たな教育モデルを実践し、山口県という地域を巻き込んだ持続可能なイノベーションの輪を広げたいと考えています。
活動の流れについて
 私たちのチームは、STEM Racing 国際大会への出場に向けて、以下のような流れで活動を進めています。

チーム編成・役割分担
設計、ブランディング、広報、プレゼンテーションなどの担当を明確にし、3〜6人のチーム体制を組みます。

車体設計・製作
流体力学に基づいたミニF1カーの設計を行い、CADや3Dプリンター、加工機材を用いて試作・検証を重ねます。

スポンサー獲得・地域連携
地元企業や教育機関、自治体などに協力を呼びかけ、地域一体となって「世界への挑戦」を支える体制づくりを目指します。

プレゼン資料やブランディング制作
ロゴやチームウェアの作成、プレゼンやポートフォリオの準備などを行い、審査に必要なすべての要素を自分たちで作り上げます。

大会出場・世界との交流
10月にタイで開催される大会に出場し、世界中の学生チームと競い合い、技術力・創造力・チーム力をアピールします。

還元活動(地域への発信)
大会終了後には、地元で報告会やワークショップを開催し、「地域から世界へ羽ばたく教育の新たなロールモデル」となると共に、小中学生や企業の方々に成果や学びを伝え、STEM教育の普及活動を行います。
今後の課題とクラウドファンディングのお願い
 このような活動は、大きな学びと成長の場となる一方で、資金的な負担も非常に大きいという課題を抱えています。
 大会参加に必要な費用には以下のようなものが含まれます:

・車体の開発費(機材、材料費など)

・チームの渡航費(航空券、宿泊費、輸送費など)

・プレゼン資料・チームウェア・ブース制作費

・エントリー関連費用

 この費用をすべて高校生だけで補うというのは非常に困難です。そこで、その資金の一部をクラウドファンディングを通じて皆様のご支援をお願いしたいと考えております。 皆様からいただいたご支援は、私たちの挑戦を支える大きな力となり、そして山口県発の教育モデルとしての未来の希望につながります。
クラウドファンディングは近日中に開始する予定です。開始致しました次第、こちらのホームページにおいても発信させていただきます。
拡散ご協力のお願い
 また、クラウドファンディングの成立には「情報の拡散」も非常に重要です。

・SNSでの拡散

・知人・ご家族へのシェア

・教育関係や企業の方への紹介

など、”一人ひとりのちょっとした後押し”が、私たちの活動を大きく前進させる力となります。
最後に
 私たちは、「地域を巻き込んだ世界挑戦」という前例の少ない挑戦に、全力で取り組んでいます。 その道のりは平坦ではありませんが、次世代の教育とイノベーションのために、確かな一歩を踏み出したいと本気で願っています。

 どうか、私たちの挑戦を応援してください。
そして、一緒にこの夢を叶える仲間になっていただけたら嬉しいです。



花-SAKURA-Racingプロジェクトマネージャー
野村恭平
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